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世界が欲がる人材とフリー大学の戦略 [グローバル]


今日のテーマは「世界が欲しがる人材」です。

世界1500メディアから記事を厳選している“世界標準マガジン”
クーリエ・ジャポンの今月号の特集は、
「そして、理系が世界を支配する」でした。


COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2013年 11月号 [雑誌]

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2013年 11月号 [雑誌]

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2013/09/25
  • メディア: 雑誌

 

文系の私ですが非常に興味深い内容でした。

ざっくりと要約すると、理数系の天才たちが編み出した
アルゴリズムが支配している中で世の中で、
データを分析するスキルを持った人材が圧倒的に不足しているとのこと。

米国では「今世紀もっともセクシーな職業は
『データ・サイエンティスト』」
と評され、
ビッグデータを扱うスキルを持った人材の争奪戦になっているそうです。
こうした流れを受けて、ハーバード大学の学生たちの
急激な「文系離れ」も加速しているとのこと。

最近ではヒットする映画作りや
コピーライティングといったクリエイティブな分野にまで、
アルゴリズムが参入してきているのですから、
私たち文系人間はぼやぼやしていたら
駆逐されてしまうかもしれません。

いまからバリバリのデータ・サイエンティストを目指すのは難しそうですが、
統計や数学、科学、行動学などを毛嫌いせずに学びなおし、
「文理平等」な人材を目指したほうが良さそうです。

ところで、「優秀な人材の争奪戦が加熱している」という記事から、
アメリカ系人材コンサルティング起業が人材集めのために
行っている「フリー大学」という戦略を思い出しました。

慈善授業と思われがちなフリー大学ですが、
あれは意識の高い優秀な若者たちを、
安定的に、大量に確保するための
ビジネスモデルのひとつなのです。

狙うはエマージングマーケットの優秀な人材
-Free Universityの戦略-


決定版・ニッポンのグローバル人財教本

決定版・ニッポンのグローバル人財教本

  • 作者: 原田武夫
  • 出版社/メーカー: 飛鳥新社
  • 発売日: 2013/05/31
  • メディア: 単行本



無料で講義を受けることができる「フリー大学」は
どのようなビジネスモデルに基づいているのでしょうか?
以下は 決定版・ニッポンのグローバル人財教本からの引用です。


 実は、エマージング・マーケットに企業が進出した場合、
 まず大変なのが現地における優秀な人材の確保です。
 なぜならばエマージング・マーケットでは
 高等教育を受けたことのある若者の人数が少なく、
 人材が決定的に不足しているからです。



この問題を解決すべく、本書に登場する人材コンサルティング会社は
上昇志向の強いエマージングマーケットの若者たちに向けて
「フリー大学」の授業をオンラインで提供することにしました。

彼らの学業成績や就業態度はすべてオンラインで管理され
データベースの中に蓄積されていきます。
そしてこのデータベースは、フリー大学を支援する
人材コンサルティング会社へと引き渡されます。

先進国の企業がエマージングマーケットに進出しようとしたときには、
大抵人材不足に悩みます。
とくに新拠点の基幹要員を集めることは容易ではありません。

そこで、この人材コンサルティング会社の出番です。
「お困りならば、良いデータベースがありますよ」
こうしてデータを高い値段で売りつけるのです。

低廉な労働力を抱えるエマージングマーケットへの
企業進出は加速度的に進んできています。
そこでの優秀な人材の奪い合いは熱を帯びるばかり。

少子高齢化を背景とした我が国企業による
海外進出は続く一方なのですから、
第一線で活躍できる人材として、また経営者として、
理系のセンスとグローバルな視点を持ち続けたいものですね。





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成功する超ニッチビジネスのカラクリ [マーケティング]


一時期話題になりましたね~耳かきエステ。

昔から人気のメイドカフェやリフレや耳かき、添い寝カフェなどは
いわゆるアキバ系といわれる一部の層に需要があります。
こういうニッチビジネスが儲かる仕組みは何でしょうか?

というわけで今回のテーマは「ニッチビジネス」です。


耳かきエステはなぜ儲かるのか?


耳かきエステはなぜ儲かるのか? 成功する「超ニッチビジネス」のカラクリ (講談社BIZ)

耳かきエステはなぜ儲かるのか? 成功する「超ニッチビジネス」のカラクリ (講談社BIZ)

  • 作者: 鬼頭 宏昌
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2010/06/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


この本、面白かったですよ~。
小資本でできるニッチ&スモールビジネスのアイディアや
運営のノウハウが書かれた本なんですが、視点がユニークです。

まず、アキバ系の耳かきエステがなぜ儲かるのか?
という冒頭の問いに対しての答えは

「渇愛ビジネスの時代がやってきた」

ということでした。

今の時代、多くの方が寂しさや虚しさを抱えてたりするじゃないですか?

一生懸命仕事してても、課長に「バッカヤロォオ!」って怒鳴られたり、
奥さんから「この甲斐性なし!」って愚痴を言われたり。
子どもからもバカにされてしまったり…。

そんな世知辛い世の中ですが、メイドカフェや耳かきエステに行くと
「おかえりなさい、ご主人様」
って丁重におもてなししてくれるわけですよ。

可愛い女の子とのコミュニケーションが楽しめて、
人のぬくもりを感じられる空間なわけです。
これによって寂しさが癒され、自己重要感が満たされるわけですよね。

おそらくリアルが充実している方にはピンとこないと思いますが、
この「丁重におもてなしされる感じ」はけっこう病み付きになりますよ。

非リアな私はこの間、執事が本を朗読してくれるサービス
「朗読執事」にハマってしまいましたし。

マイク.png
 朗読執事、マイクくん。
「奥様、今日は何をお読みいたしましょう?」なんて言ってくれます。


話が逸れましたが、耳かきエステはお客様の乾いた心を潤しつつ、
利益率は72~77%とかなり高めで、
お客様がきちんと入ればかなり儲かるビジネスです。

時間あたりの価格帯はキャバクラ並みでありながら、
女の子の人件費を時給1000円程度と
低く抑えられているのがポイントのようですね。


また本書で語られているスモールビジネスの鉄則のひとつ、
「水平移動」という考え方も使えます。

水平移動とはベンチマークとも言われ、
すでに成功しているビジネスを別の地域にそのまま移動させる
経営手法のことです。

例えば、前々回にこのブログで紹介した、
「発展途上国にDVDに収録した講義を届ける」
というビジネスモデルは、日本の予備校の成功例を
バングラディッシュにそのまま水平移動したもの。

イチから何か作り上げるのではなく、すでに成功したモデルを
別の地域や別のターゲットに向けて行うのは、
即効性のある経営手法で真似したいと思いました。

本書にはこのほかにも、立ち飲み居酒屋や小規模ラーメン店、簡易葬儀屋、
コンサルタント業などを例に、スモールビジネスを成功に導く戦略が
たくさん掲載されています。

起業家を目指す方々にぜひ読んでいただきたい一冊です。

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【今日の副読本】


拡大する高齢市場を掘り起こす!


「ディープな高齢社会」ニッポンで稼ぐ―消費と流通の先を読む

「ディープな高齢社会」ニッポンで稼ぐ―消費と流通の先を読む

  • 作者: 根本 重之
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2013/09/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



今に日本の四人に一人が65歳以上の超高齢社会です。
ますます進む少子高齢化時代に、どんな変化が訪れ、
何が流行るのか?

高齢層の消費の特徴と高齢市場開拓の基本的な方向は?

高齢化の進行によって伸びる市場の積極開拓をしたい方など、
時流に乗って稼ぎたい方におすすめの一冊です。


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成功の秘訣は「人間観」を正しく持つこと [コミュニケーション]

 

今日のテーマは「コミュニケーションの本質を考える」です。

そこで今回は、「究極のひとたらし」と呼ばれた
松下幸之助さんについて書かれた本をご紹介します。

多くのビジネス書は、出版から時間がたつと陳腐化していくものですが、
この本の魅力はいつまでたっても色あせないだろうなぁと思う良書です。

松下幸之助 成功の法則

松下幸之助 成功の法則

  • 作者: 江口 克彦
  • 出版社/メーカー: WAVE出版
  • 発売日: 2010/03/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


松下幸之助さんの最後の愛弟子である著者が
彼から直接学んだ成功の法則を6つにまとめたロングセラーです。

彼の本を読むと、人と接するときはどうすべきかということが
よく分かります。

たとえば、真夜中に松下さんが著者の江口さんへ
電話をかけたときのエピソードがとても印象的です。

「ああ、江口くんか。わしやけどな。夜遅く電話してすまんな。
 けどな、わし、きみの声を聞きたかったんや。
 君の声を聞いたら、元気が出るんや」


この言葉に江口さんは胸にこみあげるような感動を覚えたそうです。

電話のかけかた一つでも、
人を感動させることができるってすごいですよね。

また、松下幸之助さんは、たとえ新入社員であっても尊重し、
よく物をたずねたのだそう。どんな答えに対しても、

「えらいなぁ、君の話は面白いなぁ」

と褒めちぎったそうです。
批判的な意見を言う人にもニコニコと対応し、

「そうやねえ、君の言うとおりやね」と返したそう。

このような対応は
「人間は偉大である、どの人も王者である」
という松下さんの人間観に基づくもの。

人を「小さなもの、つまらないもの」と考えている人は
他人を「ばかなやつだな、つまらないやつだな、使えないやつだな」
とすぐ見限ります。

ですが「人は誰もが王者であり、無限の可能性を秘めている」という
人間観を持っていれば、どんな人でも丁重に扱おうと思うでしょう。

コミュニケーションで一番大切なことは
この「人間観」を持つことではないでしょうか。
相手を人間として評価し、本質的に高い評価を与えることで
自己重要感が満たされ、「この人についていきたい」と
思うのではないでしょうか。

話し方のテクニックやコミュニケーションスキルをいくら磨いても、
相手のことを尊重しなければ意味がありません。

「あいつは本当にばかなやつだ、使えないやつだ、つまらないやつだ」
そんな風に思って他人に接している方は、どうぞ考えを見直してください。

つまらない人間なんて誰一人としていないのです。
誰もがこの世の王者なのです。


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<今日の副読本>

人間の本質を鋭く捉えた
自己啓発本の原点

人を動かす 新装版

人を動かす 新装版

  • 作者: デール カーネギー
  • 出版社/メーカー: 創元社
  • 発売日: 1999/10/31
  • メディア: 単行本


「コミュニケーションの本質を考える」、もう一冊はこの本です。

自己啓発本の古典とも言うべき本書は、
1937年に初版が発行されると瞬く間にベストセラーとなり
累計で累計で1,500万部を売り上げました。
机上において何度も読み返したい名著です。

人は自己重要感を渇望している。

本書を初めて読んだときの一番の気づきはそれでした。

人は本質的には自分自身に一番興味があり
砂漠で水を求めるがごとく切実に自己重要感を渇望しているからこそ、
それを満たしてくれる方に心を開くのです。

さきほど取り入れた、松下幸之助さんの言動にも通じるものがありますね。
松下さんはどんなに若い新入社員や批判的な意見の人にも
「すごいなぁ、君の意見は面白いなぁ、君のような人がもっと増えるといいねえ」
と肯定していました。
すると皆が松下さんのファンになったそうです。

人は誰しもが丁重に扱って欲しいという願望を抱えています。
だからこそ耳かきエステのような「渇愛ビジネス」が流行るのではないでしょうか。

相手を素晴らしい可能性を秘めた偉大な人だと思って向き合い、
心のなかの砂漠に水を注いであげる。

それを心がけるだけで、人間関係は今までよりずっと豊かなものになると思います。



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「最高の授業」を、世界の果てまで届けよう [ノンフィクション]

 

元・落ちこぼれだった大学生が
「五大陸のドラゴン桜」になった!


「最高の授業」を、 世界の果てまで届けよう

「最高の授業」を、 世界の果てまで届けよう

  • 作者: 税所篤快
  • 出版社/メーカー: 飛鳥新社
  • 発売日: 2013/06/11
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


本書は早稲田大学の学生であり社会起業家である
税所篤快さんのノンフィクションです。
是非この本を手にとって、税所さんのほとばしるような熱い情熱と
底なしのパワーを感じて欲しいです!

とにかく彼の行動力がハンパではなくて、思い立ったら即行動。
ある本を読んで感激したことがきっかけで、東京から秋田まで著者に会いに行き、
さらに話の中に出ていたバングラディッシュに飛んでいきます。
そして現地を視察し、「先生が足りない」という事実に気がつくと、
教育格差をなくす活動をすぐさま始めます。

その方法とは、バングラディッシュで最高の教師を探して授業を収録し、
教育を受けることができない貧しい農村の子供たちに届けること。

この試みは見事功を奏し、一年目で生徒の一人が
バングラディッシュの東大と呼ばれるダッカ大学に
入学するという快挙を成し遂げるのです。

そして彼はこの活動をソーシャルビジネスとして事業化。
ガザの難民キャンプや、アフリカのルワンダ、
中東のヨルダン、ガザ、フィリピン、ベトナム、ハンガリー、インドネシア
など次々にその拠点を広げ、今では世界中に広がりを見せています。

本書で興味深いのは、前人未踏の快挙の裏に隠された、税所さんの苦悩や挫折。
彼のすごい経歴だけを見ると、どんなスーパーマンなのかと思ってしますが
意外と失敗や挫折も多かったようです。

「ビジネスモデルがブレまくっていたせいで、
ワタミの信頼を失って援助を打ち切られたこと」

というエピソードにもそのひとつ。
事業がうまくいかなくて、日本に逃避して引きこもっていたこともあったようです。

でも絶対に諦めない。
七転び八起を地で行く。

この本を読んでて、人生における一番の失敗は
「失敗をおそれて無難に生きること」
だなと痛感しました。

失敗しない人生ーーそれはリスクをとらない、チャレンジを一切しない人生。

こんなにつまらない人生はないなぁと実感しました。
私、今まで失敗ってすごく怖かったんですけど。
ほんとうに怖いのは、失敗を恐れて何もしないことだったんだ…と思い知りました。

以下は、彼の恩師である米倉先生という方の言葉からの引用です。

「人生は結局、やるか、やらないかだ。
 思い出になるか、ならないか。
 おもしろいか、おもしろくないか
 失うものは何もないーー俺はこれをアツヨシから教わった」


はじめは落ちこぼれだった学生が「自分を変えるために何かやりたい」と
思ったことから始まったプロジェクトが、今や世界の教育のあり方を問い、
途上国の貧困の連鎖を断ち切るものにまで成長しました。

大事なことはとにかく行動し続けること。行動すれば事態は動く。

苦労したり、失敗するかもしれないことを、あえてやってみる勇気が
湧いてくる本当に素晴らしい本です。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


税所さんの本を読むと、とにかく

「何かチャレンジしたい」
「世界に出たい」
という気持ちが高まること間違いなしです。

ですが、「具体的に何をしていいか分からない」というときには、
とりあえず世界に出て視野を広げて見るのはいかがですか。

それも、単なる観光や自分探しの旅ではつまらない。
新時代の旅の形はこうあるべきです。


グローバル時代を生き抜くための
「キャリアに繋がる旅」


自分の仕事をつくる旅

自分の仕事をつくる旅

  • 作者: 成瀬 勇輝
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2013/05/16
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


旅行先での観察や体験をそのままにせず、
これからの自分の仕事や生活の中に生かして
豊かな人になるためのノウハウが記された本です。

「旅×ノマド起業家インタビュー」
「旅×途上国ビジネス」
「旅×子ども×自転車」

などテーマを決めて旅することで積極的にキャリアを
切り開いていくことを推奨している本です。
このコンセプトが素晴らしいですね。

これからは旅行でさえも受身であってはいけません。
テーマを決めて旅をするーー
もしかしたら、それが、人生を変えるきかっけになるかもしれません。

大事なのは、失敗してもいいから、まず一歩踏み出してみること。
ですね。


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錯覚と思い込みの世界へようこそ [脳科学]



この動画を見たことがあるでしょうか?
ハーバード大学で行われたある有名な実験です。

動画を再生して、「白いユニフォームを着た生徒が何回パスするか数えてください」。

 


いかがでしょう。
再生しましたか??


パスの数は15回です。


ところで、画面を横切るゴリラが見えましたか?


超エリート集団であるハーバード大学の生徒の半数は、
このゴリラを認識できませんでした。

条件や参加者の顔ぶれ、実験する場所を変えて
何度繰り返しても、常に約半数の人がゴリラを見落とすのだそうです。

堂々と画面を横切り、胸を叩いて立ち去るゴリラが
何故見えないのでしょうか?

これは科学的には“非注意による盲目状態”と呼ばれているそうです。

視界のある一部の要素に注意を集中させているとき、
人は予期しないものに気づきにくいのです。

さらに重要なことは、ゴリラを見落としたと知った人々の驚愕ぶり。

「あれを見逃したの!?」
「まさか!テープをすり替えたのでは?」

パスを数える必要がなくなった参加者はすぐさまゴリラに気づいて
ショックを受けたそうです。

彼らは皆、たとえ別のことに集中していても、
視界に目立つものや異常なものがあれば、
絶対に自分の注意を引くはずだと思い込んでいたのです。

私たちは自分で思っているほど、まわりの世界を見切れていない。

「錯覚の科学」は、そんな普遍的な事実と
私たちの能力の限界を教えてくれます。

錯覚の科学

錯覚の科学

  • 作者: クリストファー・チャブリス
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2011/02/04
  • メディア: 単行本


冒頭でご紹介した「注意の錯覚」以外にも、

「モーツァルトを聞くと頭が良くなる」や
「脳トレを続ければボケは防止できる」

という脳科学の通説も徹底的な追試実験により覆しています。

これまで自分の信じていたものは、
メディアにより栄えた思い込みか、それとも錯覚か?

そんなことを考えるきっかけを与えてくれると思います。

 
もっと脳の仕組みが知りたい方にはこちらもオススメです。



こうして、あなたは誘惑に負ける



スタンフォードの自分を変える教室

スタンフォードの自分を変える教室

  • 作者: ケリー・マクゴニガル
  • 出版社/メーカー: 大和書房
  • 発売日: 2012/10/20
  • メディア: 単行本



これは、健康心理学を専門とするスタンフォード大学の心理学者
ケリー・マクゴニガルさんによる超人気講義
「意志力の科学」を基に書かれたもの。

目標を達成し、「なりたい自分」になるために
必要な「意志力」を解き明かした本です。

意志力というと気持ちだけの問題かと思ってしまいがちですが、
自己コントロールというのは心と体の両面から考える必要がありそうです。

例えば、ダイエット中に、とびきり美味しそうな
ストロベリーチーズケーキに出会ってしまった時のことを想像してください。

このとき、一時的に「報酬への期待」に捉われ、
脳と体にこんな変化が起こります。

脳の中央からはドーパミンが分泌され、
「今すぐあのチーズケーキをゲットしろ」と命令します。

そうすると血糖値が下がってきます。

糖分と脂肪たっぷりのケーキを食べると、
血糖値が一気に跳ね上がるため、
あらかじめ体のほうが気を回して、
血中の糖分を下げようとするのです。

血糖値が下がるとフラフラして手が震え、
ますます糖分が欲しくなりますから、
チーズケーキの誘惑に打ち勝つのは困難となりそうです。

このような誘惑を退け、自分の身を守ることができるでしょうか?

「うーん、自信がない!」
という方はぜひ本書を読んでみてくださいね。




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なぜデフレ下で増税を断行したのか? [政治]


安倍さんが消費税増税を公表されましたね。
率直に言ってとても残念です。

年初来、アベノミクスの効果により税収は4兆円も増収になったそうです。

このまま東京オリンピックに向けて首都高の地下化や
東北の復興などのインフラに力を入れていけば
長期的にはデフレから脱却できるのではないかと思っていましたが…。


私は、消費税増税自体には反対ではありません。
ただし、まだやるべきタイミングではなかったのではないかと思っています。
GDPデフレータもマイナス0.1%ですし、失業率も悪化したまま。
まだデフレ真っ最中です。

あくまでも「増収」が目的ならば、このままケインズ的政策を続けていたほうが
目的に近づけたのではないでしょうか?

安倍さんも、ご自身の書著で
「デフレ下では増税をすべきではない」
と仰っていましたし、
「デフレ下で増税はしない」という公約違反でもあります。

以下は「新しい国へ」に綴られていた安倍さんのお言葉です。 

 残念ながら、税率を上げることイコール税収が増えていくことにはなりません。
 1997年に消費税を三パーセントから五パーセントにあげたときは、
 五十四兆円だった税収は、翌年度は四十九兆円に減少し、それ以降、
 五十四兆円に到達したことは一度もありません。
 結局、債務を減らして、プライマリーバランスの黒字化を成し遂げるためには、
 名目GDPを増やすしかない。


こういう認識を持ちながら何故増税に踏み切ったのか不思議でなりません。
第一次安部政権の時には、1%も増税することなく
デフレを緩和させることができたのに、なぜ今回は増税を決断したのでしょうか?

さらに不安なのが、いまだにアベノミクスの目玉となる成長戦略が示されていないことです。
かつてのIT産業や自動車産業のような、新しいイノベーション産業が政府によって示され、
金融緩和でジャブジャブになったお金を吸収する受け皿になるのかと
期待していましたが、そんな気配もありません。

まさか憲法改正で軍需産業を狙っているわけでもないでしょうし、
これから日本がどうなるのか大変心配です。


 「ウォール街から世間を席巻した、
 他人からすべてを奪う強欲な資本主義を脱却して
 古来日本から続く、豊かな助け合い社会『瑞穂の国の資本主義』を目指す


と仰ってた安倍さんの著書「新しい国へ」は本当に素晴らしい内容でした、

新しい国へ 美しい国へ 完全版 (文春新書 903)

新しい国へ 美しい国へ 完全版 (文春新書 903)

  • 作者: 安倍 晋三
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2013/01/20
  • メディア: 新書



これから日本は、本当に豊かな助け合い社会「瑞穂の国」を作っていけるのでしょうか?
いよいよ転換期が訪れたなと感じています。


楽観する日本勢の裏で進んでいる米欧買収の手。
これから日本に、世界に何が起こるのか!?


世界の動向を踏まえた上で日本の行く末を考えたい方に
おすすめなのが、元外交官、原田武夫さんの本です。
日本を始めとする世界の勢力図を俯瞰で見ることができます。


それでも「日本バブル」は終わらない: 残された2年間ですべてが変わる (一般書)

それでも「日本バブル」は終わらない: 残された2年間ですべてが変わる (一般書)

  • 作者: 原田武夫
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2013/09/12
  • メディア: 単行本






    彼の本を読むと、世界中で起きている出来事が
    ひとつの結末へと向かって連鎖反応していく様子がよくわかります。
    この「点と点が線で繋がる感じ」が素晴らしいです。

    原田さんいわく、この10月に世界規模の
    「複合的かつ同時多発的なリスクが炸裂」し、
    行き場の失った世界中のマネーが日本へなだれ込む、
    オクトーバーショックが起こると予測しています。

 
このタイミングでの増税と
オクトーバーショックがどう関連していくのでしょうか?
世界の動向から目が離せませんね。

 


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すべての失敗は41個に分類できる! [ナレッジマネンジメント(失敗学)]


手当たり次第に本を借りたり買いあさったりしているうちに、
なぜか「失敗」に関する本が集まってきました。
これが引き寄せの法則か…。

というわけで、今日のテーマは「失敗の本質」
失敗とは何か!?ということを考えてみます。



人は誰でも同じような失敗をする



失敗百選 41の原因から未来の失敗を予測する

失敗百選 41の原因から未来の失敗を予測する

  • 作者: 中尾 政之
  • 出版社/メーカー: 森北出版株式会社
  • 発売日: 2005/11/02
  • メディア: 単行本


この本は読み応えがありますよ~!

筆者は、機械のエンジニアに関係する事故や事件を200例近く集めて、
すべての失敗が41個に分類できることを発見したのだそう。

しかも、日常生活の失敗でも大事故と類似点があり、
過去の事故の知識から上位概念を取り出すことで、
日常の失敗予防にも応用できるのだとか。

たとえば、テロリストにより攻撃された世界貿易センタービルは、
世界中の人々が注視するなか、あっけなく崩壊していきました。
その原因は「鳥かご構造」を採用したことによる脆弱構造
一部の不良で全体が崩壊するという構造が招いた惨劇だったのです。

また、映画にもなった有名なタイタニック号の大惨事を招いた
一番の原因は「救命ボートの不足」。
大型客船沈没という事例は他にもありながら、
「逃げる手立てがない」という致命的な失敗が
甚大な被害者をだすことに繋がりました。

このように、世界中のあらゆる事故の類似点の集まりが「失敗百選」。

本書を読んで、あらゆる失敗のシナリオと共通点を収集すれば、
「あれ、これはあのケースと似てる…」
と自分の失敗を回避することにも役立つかもしれません。

さて、失敗の本質を考えるといえば、この本も忘れてはなりませんね。



日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ

「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ

「超」入門 失敗の本質 日本軍と現代日本に共通する23の組織的ジレンマ

  • 作者: 鈴木 博毅
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2012/04/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


言わずと知れた組織論のロングセラー『失敗の本質』のダイジェスト版です。
大東亜戦争時の日本軍の「戦い方」を引き合いに出しながら、
現代のビジネスに活かせる23のポイントを紹介しています。

面白いのが「イノベーション創造の3ステップ」という考え方です。

大東亜戦争では、日本にとって有利な指標があれば、
アメリカがそれを覆す新たな指標を作り出し、
形成を逆転させるということがたびたび起こりました。

たとえば、米軍のF4Fが単機では零戦に勝てないという
状況を打破したのは以下のようなステップを行ったためです。


STEP1:「既存の指標」の発見

零戦が強いのは「旋回性能」という指標を発見します。


STEP2:敵の指標の「無効化」

F4Fは二機一組で零戦と対峙することで
零戦の旋回性能を無効にしたのです。


STEP3:新たな指標で戦う

二機を一組とする連携性により、
米軍が空戦の優位を取り戻しました。

このように、今市場を支配している「既存の指標」があれば
それを無効化し、凌駕する新たな指標を生み出せばいいです。
ジョブズがウォークマンを圧倒的に凌駕するipodビジネスを生み出したのも
同じ手法でイノベーションを起こしたから。

プレイヤーとして戦うのではなく、ゲームのルールそのものを変えてしまう
イノベーションの3ステップをぜひ活用したいものですね。


最後に、対人関係の失敗が怖いあなたに、この本もご紹介。


不安と生きるコミュニケーション術


失敗礼賛

失敗礼賛

  • 作者: 小島 慶子
  • 出版社/メーカー: ベストセラーズ
  • 発売日: 2013/07/20
  • メディア: 単行本

 

 

 

巷のコミュニケーションの本が「失敗しないこと」を
目標にしているのに対して、本書は
「コミュニケーションは不安を前提とし、失敗から始まる」
定義しているところが他と一線を画しています。

他人と自分がもっている「歪み」を冷静に見極めるための
観察力を養うことがコミュニケーションスキルの向上に
繋がるという提案も斬新でした。

失敗をおそれて萎縮してしまいがちな人や、
自分の意図に反して周りに合わせてしまいがちな人に
ぜひ読んでいただきたい一冊です。



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めざせ!新時代のバックパッカー [旅行エッセイ]


最近、吉田友和さんの本がマイブーム。

彼は働きながら上手に旅する「週末海外旅行」の
提唱者で、「週末アジア!」など著書多数です。

吉田さんの常識破りのフットワークの軽さにはとにかくびっくり!

なんせ、初めての海外が世界一周。しかも新婚旅行!
会社も辞めて、夫婦で世界を放浪しながら
一年半のハネムーンを過ごすのです。

長い旅から帰ってきたあとも、
「世界には面白いものが満ち溢れてる!」
ということを知った吉田さんは旅のトリコに。

週末という短い期間でも、頻繁に海外旅行を敢行する
「フラッシュパッカー」になったそう。

吉田さんの方の本を読むと、
「こんなに楽しいのに、なんで海外に行かないの!?」
という問いかけが行間からビシビシと伝わってきます。

さらに、「お金がない、時間がないというのは、
『できない理由』じゃなくて『やらない言い訳』だよね?」
ということにも気づいてハッとしました。

たとえばこの本。

3日もあれば海外旅行 (光文社新書)

3日もあれば海外旅行 (光文社新書)

  • 作者: 吉田 友和
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2012/11/16
  • メディア: 新書


LCCのキャンペーンを利用したり、
旅行代金が安くなるシーズンを狙い撃ちにすれば、
飲み会を数回我慢するだけで
海外に行けてしまうということが分かりました。

週末の会社帰りに海外に行き、月曜日の早朝に帰ってきて出勤する、
フラッシュッパッカー・吉田さんの前には
「時間がない」という言い訳も通用しなさそう。

本書では旅好きだからこそ分かる、
時間やお金をかけなくても楽しめる
海外旅行のノウハウがたっぷり。
ちょっとしたコツさえ分かれば、海外旅行に行くのは
簡単なことかもしれないと思えます。

金曜日の仕事が終わったら、その足で国際線へー。
友達から飲み会の誘いの電話を受けたら、
「ごめん!ちょっと今からバンコク行ってくるんだ」
なんて断ったりして。
ちょっとだけ残った仕事は、空港のラウンジで片付けてしまって、
飛行機ではぐっすり熟睡。
翌日は微笑みの国で寺院めぐりをしながら、本場のカオソーイを堪能…。

うーん、こんなのいいな!
吉田さんのようにフットワークが軽くパワフルに生きられたら、
もっと人生が楽しくなりそうですね!


「死ぬまでに一度は世界一周してみたい」
という方は、同じ著者のこの本もおすすめです。

はじめての世界一周 (PHPビジュアル実用BOOKS)

はじめての世界一周 (PHPビジュアル実用BOOKS)

  • 作者: 吉田 友和
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2010/12
  • メディア: 単行本

夫婦で一年半かけて世界一周ハネムーンしたことは
さきほども紹介しましたが、もっとすごいのは二周目。
二人とも共働きながら、有給や週末を駆使して、
12日間で世界一周しているのです!

そんな実体験に基づいた、じっくり長旅や超短期での
世界一周の仕方を徹底ガイドしている本です。
写真入りで眺めているだけでも楽しい一冊ですよ。

よぉーし、とりあえずお正月の初売りセールで
格安航空券をゲットして、海外旅行に出るぞー!

まずはアジアかな。
ブラジルのカーニバルに、タイの水掛祭りのソンクラーンにも行ってみたいし、
メキシコの死者の祭りも行きたいな!

大事なのは「行きたい」と思ったときに
「行くのを諦めないこと」なのかもしれないですね。

 


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サバイバル社会を生き抜くために必携の本をセレクト! [自己啓発]


このブログも無事毎日更新することができているので、
これからはテーマを決めて「一日二冊」紹介していこうと思います。

今日のテーマは
「サバイバル社会を生き延びるためのヒントが詰まった本」です。


道なき道を切り開くパスファインダー
としての能力を身につけよ!

即戦力の磨き方 (PHPビジネス新書)

即戦力の磨き方 (PHPビジネス新書)

  • 作者: 大前 研一
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2006/04
  • メディア: 新書


出版年数は古いですが、現場を知る人が
本音で語るという迫力のある内容が
否でも応でも危機感を高めてくれます。

未知なき道を切り開く、パスファインダーとしての
能力を身に付けるには、
「語学力、財務力、問題解決力」という三種の神器を
身につけること、それ以外に助かる道はないと断言しています。

本書では、日本人はいかに自分の頭で考える力がないか、
ディスカッション力がないかということを嘆いています。

そういえば、原田武夫さんの著書「日本経済復活のシナリオ」では
「日本の高等教育は、戦後にGHQにより破壊された」
という記述がありました。
戦後の「日本封じ込め」の一環として、自分の頭で考え
リーダーシップを発揮する層を生み出す旧制の高等教育は廃止され、
全国民が頭を使わずに働く「労働者国家」へと突き進んで行ったのです。

参考 インテリジェンスのプロが書いた日本経済復活のシナリオ


大前さんは、日本の教育が破壊されたことを嘆き、
ディスカッションや論理思考を重視するBBTUという
大学を作られたのかもしれませんね。

これからのビジネス社会を生き延びるためには
GHQにより破壊された学校教育や
終身雇用の崩壊した会社に期待したり受身でいるだけではダメです。

会社が突然外資系企業に買収され、外国人の取締役から
「お前は英語が話せるか?」
と言われた時に「YES」と言えるくらいに即戦力を高めなければなりません。

全く新しい環境に放り込まれても、冷静に本質を見極め、
正確な判断や意思決定ができるプロフェッショナルを
目指さなければ、生き延びる道はないのです。


これからのビジネスに必要なことは
すべてビジネス書が教えてくれる



読者数が五万人を超えている日本一のビジネス書評メルマガ
「ビジネスブックマラソン」の著者、土井英司さんの本は、
“ビジネス書の目利き”ならではの鋭い観点が参考になります。

土井英司の「超」ビジネス書講義 (ディスカヴァー携書)

土井英司の「超」ビジネス書講義 (ディスカヴァー携書)

  • 作者: 土井 英司
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2012/05/29
  • メディア: 新書



時代の最先端で生きて、働いて、もがいている人のために
ビジネス書はあります。

“今”に対応するため、年間およそ5000冊もの
ビジネス書が刊行されています。

本書では、陳腐化するからこそ時代を映し出すビジネス書の
トレンド変遷を通じて、時代の潮目を読み解く方法が提示されています。

第一章「時代の振り子はこうして揺れ動いてきた」
第二章「ビジネス書のトレンドから時代の潮目を読む」
第三章「テーマ別トレンドと今が旬のお薦め本紹介」
第四章「コモディティから抜け出すためのビジネス書の選び方・読み方」

この四部構成で論が展開されています。
ビジネス書だけでなく、ビジネスパーソンに必要な
歴史書、哲学書、サイエンス書についても言及されているため、
「普段の自分が手に取らないような本も読んでみたい」
という方にもおすすめです。


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この一ヶ月で実践したこと [アウトプット]


このブログも無事、一ヶ月(31日)毎日欠かさず、
更新することができました!

というわけで、今日は今月一番面白かった本を
紹介しようと思います。

でも…面白いって何が基準?って思いますよねー。

私の「面白かった」という基準は
「実際にアウトプットした=習慣化した」ものを指しています。

普通、いくら心動かされる本を読んでも、
一ヶ月もたてば忘れてしまいますよね。

「なんとなく面白かったなー」
くらいしか覚えてないですよね。

そんな中で、習慣化するまで
身についたことがあるってすごいですよね?

というわけで今月の読書ベスト3です。


Best.1

「なるほど!デキる人はそうしてるのか!」
という“気づき”が満載の一冊。

http://bookshelves.blog.so-net.ne.jp/2013-09-06-1

フォーカル・ポイント

フォーカル・ポイント

  • 作者: ブライアン・トレーシー
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2009/10/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


この本を読んでからは、

「このお客様は私のフォーカルポイントに入っているだろうか?」
 又は
「この仕事をすることが、将来的に私の時間的価値をあげるだろうか?」

ということを常に意識するようになりました。
自分の思考の中に「フォーカル・ポイント」という考え方が
インストールされたことを感じています。

この本で読んで得たことを忘れないように、
手帳にも「五年後の自分像」を書き込みました。


Best.2
学びを「報酬の源泉」に変える一冊 


http://bookshelves.blog.so-net.ne.jp/2013-09-16


「お金を稼ぐ!」勉強法

「お金を稼ぐ!」勉強法

  • 作者: 藤井孝一
  • 出版社/メーカー: 三笠書房
  • 発売日: 2008/07/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


次から次へと新しい資格の勉強がしたくてたまらなくなる、
私のような「学習オタク」にはぴったりの本でした。

本書では、勉強というステップを階段の一段目に、
報酬を得るステップを二段目に例えています。

一段目から二段目にいきなり駆け上がるのは難しいから、
まずは無料のアウトプットである「中二段」を設けなさい、
という著者の提案を、ただいま実践中です!

中二段というのは、報酬を稼ぐことはできませんが、
一段目より少しだけ高いところに登ることができるので
視野が広がったと実感しています。
また、二段目に上がるための具体的な方法も見えてきました。

「勉強しているのに、稼げない」
とお悩みの方にはすごくお勧めです!

Best.3

話し上手になるための第一歩は
聞き上手になること


http://bookshelves.blog.so-net.ne.jp/2013-09-13

話さなくても相手がどんどんしゃべりだす 「聞くだけ」会話術 ――気まずい沈黙も味方につける6つのレッスン

話さなくても相手がどんどんしゃべりだす 「聞くだけ」会話術 ――気まずい沈黙も味方につける6つのレッスン

  • 作者: 松橋 良紀
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2012/03/09
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


私が初めて読んだNLPの本です。
実践しているのは、話している人と
あごの動きをあわす「ペーシング」ですね。

あと、声の高さや話す速度を合わせるように
意識しています。

まだまだ試行錯誤中で、「こうすれば完璧!」
という段階までは至っていませんが、
すこしコミュ障が解消された気がしますね。

これからも実践していきたいです。


あと、このブログ自体が「レバレッジリーディング」の実践であったり、
他にも色々あるのですが、 それはまた今度。

レバレッジ・リーディング

レバレッジ・リーディング

  • 作者: 本田 直之
  • 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
  • 発売日: 2006/12/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



読書から得た素晴らしい気づきを、これからも
自分の血肉としていきたいです。

 


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