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置き換えダイエットではやせられない [マネー哲学]

皆さん、朝のニュースはどこを見てますか?

朝はモーニングクロスがお気に入り。「他の番組やトレンドなんて関係ねえ!」と言わんばかりの独自色の強いコーナーがいいんですよ。

でも、この番組ってけっこう通販番組が挟まってくるんです。今朝見て「おやっ」と思ったのは、某有名企業の置き換えダイエット食品の通販。置き換えダイエットって、ご飯を抜く代わりに、特定のダイエット食品を摂取することで、効果的にやせるとうたわれているというもの。

  ダイエット.jpg

 その番組では、モニターの人にその健康食品を1ヶ月試してもらって、Befoer&Afterの姿も公開していました。いやーー、これがすごいんです。Beforではズボンの上にたっぷり乗っていたお腹の肉が、1ヶ月後にはスッキリ! なんとマイナス10cm!  「うわーー! すごい」とモニター仲間も駆け寄ってきて抱き合い、感涙せんばりです。

 一瞬、「そんなに効果があるなら私も試してみようかな」と思いましたが、そこであることに気づきました。

 モニターのお腹が、うっすらと割れているんです。

単なる置き換えダイエットなら、腹筋は割れないはず。

よくよく考えると、全国区のテレビに出るということは、日本中の人に自分の体重やウエスト周りをさらすということ。

しかもBeforではタプタプの体型を、ピッチリとしたタイツで強調した姿を見られるわけです。

これだけでも十分に勇気がいる行為ですが、さらにおそろしいことには、1ヶ月後に結果が出ていなかったら、スタッフの人や、スポンサー企業の人をがっかりさせてしまうばかりではなく、全国のお茶の間の皆さんに「あいつは結果が出せないだらしのない女だ」とレッテルを貼られる可能性があることです。

自分の家で1人でダイエットしてるなら、「このダイエット食品、ぜんぜん効果無いわよ」なんて商品のせいにしてしまえるかもしれませんが、公認モニターとして厳しく結果をレコーディングされ、他のモニターの方が結果を出している状況なら、言い逃れやサボりなんてできません。「なんであいつだけやせてないの?」と白い目で見られる可能性もあります。

この状況は、ダイエットへの強烈な動機付けになるのではないでしょうか。私ならこの状況に置かれたら「絶対にやせなければならない」と追い詰められ、置き換えダイエットだけでなく、腹筋やランニングなどの運動も必死で行うと思います。

結局、このダイエットの効果は「置き換えダイエット」ではなく、「宣言効果」により、もたらされたものではないでしょうか。

宣言効果とは、心理学の用語で、「ある目標を達成するために、あらかじめ周囲に目標を宣言すること」を指します。「○月○日までに○キロやせます!」と宣言し、それを日本中の人が見てるという状況。これにより自分にプレッシャーをかけ本気になったからこそ短期で結果が出せたのだと思います。

ですから、このCMを見て「本気でやせたい!」と思った人がとるべき行為は、ダイエット食品を買うよりも、FBに今の自分の体型をさらして「○月○日までに○キロやせます!」と宣言することだと思います。そのほうが、ダイエット食品を買ってこっそりやせようとする人よりも、効果てきめんだと思いますよ。

英語学習でもビジネスでも蓄財でも、「楽して結果をだす!」というノウハウは多いです。でも大切なことは「何をやるか」ではなく「なぜそれをするのか」。ここが曖昧な人は何をしても失敗すると思うし、「情報弱者から金を吸い上げてやろう」と思っている人たちに搾取されるリスクがつきまといます。逆に強烈な動機に裏付けられた目標がある人は、どんな方法を用いても成功すると思います。

HOWがあふれる世の中だからこそ、WHYを大事にしたいですね。


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世界有数の大富豪が教える成功の法則 [マネー哲学]

 
初めてオーディオブックを携帯に入れてみました。

朝、ナイキランニングを起動させ、BGMとして
オーディオブックを聴きながら走ってます。
なんだか有意義な朝が過ごせていい感じです。

今回ご紹介する本(オーディオブック)はこちら。

1分間バフェット お金の本質を解き明かす88の原則 (1分間シリーズ)

1分間バフェット お金の本質を解き明かす88の原則 (1分間シリーズ)

  • 作者: 桑原 晃弥
  • 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
  • 発売日: 2012/12/28
  • メディア: 新書

 
世界最高の投資家、ウォーレン・バフェットのメッセージを
88個紹介する語録集。
通勤時間や待ち時間など、「スキマ時間の1分間」を活用し、
バフェット流マネー哲学をマスターすることができます。

基本的に投資の話がメインなのですが、
仕事や人生に応用できそうな哲学も満載。

その中でも特に興味を惹かれた第8章から
文章を抜粋して紹介していきます。


「好きなことをとびきり上手にやることだ。
お金はその副産物にすぎない。」


ネブレスカ大学で、ビルゲイツとの公開対話に臨んだ
バフェットは、学生たちにこう語りました。

 「なんでもいいから、夢中になれるものを見つけてください。
 私は投資という大好きな仕事を見つけられて幸運だった。
 お金のためだけの仕事はしたくないでしょう?
 毎朝出かけるときはワクワクしていたいでしょう?」

この言葉を、世界有数の大富豪であるバフェットが言ったということが
少し意外でした。

世界最大の投資持株会社の筆頭株主という肩書きから、
仕事はお金儲けのための手段と考え、
お金を使うことにこそ喜びを感じていると思っていたのです。

でも、バフェットは投資やお金を増やすことが好きだっただけで、
消費や、子どもに莫大な財産を残すことには興味がなかったようです。
(死後は資産の85%にあたる374億ドルを慈善財団に寄付すると発表しています)

バフェットは6歳からビジネスを始め、11歳から株式を購入したそうですが、
扱う金額が格段に増え、責任が重くなった今も、
仕事をする喜びは昔と全く変わらないと言っています。

 「大事なのは、自分が得意なことをとびきり上手にやることです。
 お金はその副産物に過ぎません。
 富も名声も夢中になった結果なのです」

このバフェットの言葉が大好きです。
私はフリーランスとして自分の得意なことを活かして
活動したいと思っているので、
「自分が得意なことをとびきり上手にやること」を
金科玉条のごとく守りたいと思います。

 またバフェットの考える成功は、お金でも名誉でもなく、
まわりの人から愛されているかどうか
で決まるといいます。

仕事の内容や報酬の多寡にかかわらず、
夢中になれる仕事を持ち、まわりから愛される人生。

これこそがバフェットの理想とする生き方なのです。


【今日ご紹介した本】
1分間バフェット お金の本質を解き明かす88の原則 (1分間シリーズ)


オーディオブックで落としたい方はコチラから↓

1分間バフェット お金の本質を解き明かす88の原則

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